みつもりKING

見積エースからの変更と、乗り換え時の注意!


「見積KING」は、「見積エースVer.3」を大幅に機能UPしたシステムですが、下記の仕様が変更されています。

    1.「品名・名称」欄と「仕様・規格」欄の分離
      見積エースでは、1明細に「品名・仕様」欄は1つで漢字32文字でしたが、見積KINGでは「品名」と「仕様」が分離し、それぞれ漢字32文字まで入力できます。
      そのため、明細1行の幅が長く必要になって、見積エースでは可能だったB5・A4の縦の見積書のレイアウトが見積KINGでは難しくなっています。

    2.原価管理システムやCADとの連動
      見積KINGでは、工事原価管理システムやCAD(ANDES電設Winシリーズ)との連動はできません。

    3.「見積KING」の登録単価
      見積KINGの品名マスターには、1材料あたり単価が5パターン・歩掛り4パターンと増えたため(見積エースは単価1・歩掛り2種類)、見積明細の入力時や修正時に単価・歩掛りの種類を選択する必要があります。
      複合単価や自動計算式の設定も、複数単価に対応してアイテムが増えています。
      1材料に単価を複数必要ない場合は、見積エースに比べて、逆に操作が煩雑になりますので注意してください。

    4.見積書の互換性
      見積エースで作成された見積書は見積KINGで読み込む事ができますが、見積KINGで作成された見積書は見積エースでは読み込みできません。
      見積KINGで読込んだ見積エースの見積書は、品名と仕様欄は分かれず、すべて品名(名称)欄に記入されます。(仕様欄は空白)
      見積エースで使っていた品名マスターは、見積KINGのマスター変換機能でコンバートできます。
      このときに、見積エースの品名マスターの「品名欄」を見積KINGの「品名欄」と「仕様欄」に分離してコンバートが可能です。
      ただし、どこで分離するかは、品名欄の中の「_」(アンダースコア)又はスペースを見るので、分離したい個所にスペースや「_」(アンダースコア)が登録されていないと、正常に分離されません。
      見積KINGで作成された品名マスターは見積エースでは使用できません。

    5.パソコンの画面解像度
      見積エースに比べ、見積KINGでは、明細入力や品名マスター・提出先等の登録の画面で、表示するアイテムが大幅に増えたので、1024×768以上の解像度がないと使いにくくなります。

    6. 品名マスターは電気工事のみ
      見積エースは、電気工事用の品名マスターと設備工事用の品名マスターの2種類のマスターを選択できますが、見積KINGでは、電気工事用の品名マスターのみの提供になります。


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